カテゴリ:山谷のこと( 13 )
山谷 Vol.12 
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-もう一つのかたち-

『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.57
2009.06.27

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.12 最終回』

■ある日の山谷

二人で自転車で山谷堀りを回る。
このコースを私が回るのは確か2回目だったかな。

病気だというおじさん、ケガをしているおじさん、
公園のヘリで寝ているうちに多分、地面へ落ちそのまんま寝てしまっていたおじさん。
などなど。

人間は一人一人個性を持ち、
各々の人生がそこに存在する事を感じながら、
私は過ごした。

そりゃそうだ、みんな別の人間。
だけどそれが裸の状態で目に心に確認される。
それが大事。

あるおじさんは話始めると、止まらず話続けていた。
宗教の話をしていたかな。

ボランティア団体は何かしらの宗教である事が多い。
だからと言ってどうこうではない。
ただ方向を間違えれば人の心を傷付け兼ねない。
私が思うのは
宗教云々の前に人間同士の関わりに違いない訳だから、
そこでは当然問題が発生したりするのだろう。

もちろん、明らかにへんてこな宗教なんて数多くあるけども。
それはそうと、私はそのおじさんが心の内をそうやって一生懸命伝えてくる事に心温まった。
その声はとても聞き取りにくかったけど、
ここにも一つの命があるんだなぁって。
多分弱っているだろうと思われるその身体も、
『うん、生きてるよ、ここで確実に息吸っているよ♪』
そう思うと嬉しくなった。


所で、今日は何だか騒がしい。

さっきからパトカーの音が至る方向から鳴り響いているんだよ。
かと思えば覆面パトカーが走ってるし。

巡回しているおまわりさんのやたらと多い事。
何かあったのかな?なんて話をしながら、全て配り終えたのでほしのいえに向かった。

帰る途中で、何だか野次馬らしき姿が見え、
よく見たらパトカーが何台か停まっているし、
とにかく何か事件があったんだ、って事はすぐに確認出来た。

空気で、それが深刻な事件であろう事が察知出来た。

知っている人がいたので話を聞くと、殺傷事件があったとの事。
「けんかだってよ。首切られたんだって。」
「危ないから早く真っ直ぐ帰った方が良いよ。」

・・・

とりあえず言う通りに帰る事にした。
詳しい情報を聞いてみると、
いつも炊き出しで回っている場所での出来事だった。

殺傷事件だ。

次の日にネットで検索したらちゃんと事件として記事になっている。
刺されたおじさんは亡くなっていた・・・。

私が率直に思ったのは、
ついさっき『生きてるよ、ここで確実に息吸っているよ。』なんて思ったのに
次にやってきたのはそれとは相反する人の死。

命って何だろう…。

世間では多くの事件があるから、
不甲斐ない死だって山とあるし。
それが現実で避けては通れないものならば、
確実に自分が呼吸をしている間は、
最善の思いで生きていればいい。

ここは夢物語じゃないし。

そんな風に強く思った。
まずは己を省みよう。

そして、

自分を疑い、信じよう。

from : eri 2003.10.22 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
日雇い労働者の街であり、路上生活者が多く集まる地域です。


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     eriよりメッセージ

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山谷のことも、今日で最終回を迎えました☆
最後まで読んで下さって、ありがとうございます!

初めて山谷に行ったのが、既に6年前。

それから、音楽活動が忙しくなると共に、足が遠のいてしまいました。

その後は池袋で炊き出しをしている団体にたまに顔を出すようになり、
そしてその団体が行う夏祭りや越冬でライブをさせて頂きました。

越冬である年末年始は、毎年大晦日の夜にライブをさせて頂きました。

炊き出しを待つおじさんたちの列。

その、ちょうど待ち時間のときに、みなさんの前でライブをするのです。

世間では、まさにこれから紅白が始まるぞ、という時間帯に、
わたしたちは冬空の下、公園で歌を歌いました。

その時間は、もう特別で、
言葉で言い表せないくらい幸せで不思議な空間でした。

今は自分達の事情で越冬ライブが出来ない状態なのですが、
また、そこで演奏できるようになることも、
わたしの目標でもあります。

まさに、自分が与えるのではなく、多くを頂いた場所。

わたしが初めて、心の底から、
「人間って素晴らしい、人間のことが好き」
と思えた場所。

とてもとても大切な、宝物。

また歌える日が来ることを願って。

そしてまた、山谷にも戻れる日が来ることを願って。

今の自分を頑張ろうと思います。



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感謝を込めて。。

今日も、ありがとう☆

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by eri_art | 2009-07-26 22:24 | 山谷のこと
山谷 Vol.11
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.56
2009.06.26

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.11』

■偏見■

誰かと山谷の話になると、決まって言われる言葉がある。

「その人達は怠けているだけじゃないの?
どうにかして頑張れば、仕事だって出来るんじゃないの?」

ごもっともな意見だと思う。
というよりも、そう思ってしまっても仕方のない事だと思う。
だからその人を責める事は決して出来ない。
私こそが、以前はそちら側の人間だった。
けれど、こうも共通して同じ質問が出てくると、
どれほどの偏見が世間で確立されてしまっているかを示される気分だ。
その偏見を取っ払うに一番早い方法は、
「自分の目で山谷を見、肌で感じるという事。おじさん達に実際に接してみる事」。
それに関しては、私自身が体験した事であり、自信を持って言える。
でもこれを強制する事はできない。

そんなのは、自分で決める事であり、余計なお世話な話である。

ただ私は、「怠けている」といった偏見が強く、
路上生活者に対し人権を無視するような発言を聞いた時には、
とてつもなく悲しくなる。
山谷で会うおじさん達の顔が浮かぶ。
涙が出そうになる程の気分になる。

偏見の確立は、よく有りがちな噂で誰かの陰口を叩くのと同じだと思う。
そうやって自分で実際に見たりした訳でもないのに噂話で人の人格を決め付ける。

これはどこにでもある問題なのだろう。

私は、せめて偏見がもっとなくなり
本当の意味での人権を尊重する社会に少しでも近づけば、と思う。
その為には現場を知っている人間が何かをする以外に方法はない。
知っているのならば知らない人に伝えるしかない。
ホームレスのおじさんをみかけ、もし子供が「あのおじさん、汚い!」と言った時に
親がきちんと説明出来る社会になれば良いと思う。

幼い時にインプットされる物事というのは、想像以上にその人の思想を作り上げるものだ。
そんな時に人が人として生きる大切さ、命の尊さ、を一言教える事が出来れば、
現在ひっきりなしに起きている少年犯罪なども減るのではないかと思う。

もちろん簡単ではない。

奇麗事ではない。

全てが関連し、影響しあっている社会だからこそ、
一点を見つめての批判、批評も出来ない。

自分を省みずに小言だけを言っている場合じゃない。

おにぎり、お味噌汁を配るだけで良い気分になっている場合じゃない。

ちっぽけな私に何が出来るかなどわからないが、
何かをするしか変化はない。

何かを偉そうに論じ、批評しているヒマがあるのなら、
そのパワーを別に使った方が良い。

だから私は自分が選んだ山谷へ行く。

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.21 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
日雇い労働者の街であり、路上生活者が多く集まる地域です。


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     eriよりメッセージ

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「偏見」

路上生活者に対する偏見は、今はだいぶ変わったかもしれません。
この不況時代。
更に多くの路上生活者を排出してしまった現状があります。
それを、リアルタイムで感じることによって、
偏見もだいぶなくなるのかもしれませんね。

一番思うのは、無知は無知を生む。
知らない、ということは、誤った情報を簡単に生み出してしまう。

何事も、自分の目で見、体感し、確認し、
そして判断する、べきなのでしょう。

それでも、、、メディアに振り回されますけどね(^^;

もう数年間炊き出しへ行っていないわたしも、
今現在の状況把握は出来ませんし、安易な発言も出来ません。

けれど、当時感じたこと、気持ち、は大切にしていきたいなと思っています。


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by eri_art | 2009-07-23 11:14 | 山谷のこと
山谷 vol.10
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.55
2009.06.25

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.10』

■偏見■

紛れも無く、一人一人が確実に生きているという事。
100人いれば100通りの人生、人格、精神状態、問題があるという事。
それをつくづく感じる。当たり前の事のようで、実感するのは難しい。
むすっとした表情のまま一人でいるおじさんがたくさんいる。
私はそういったおじさん達はかなり恐く見えたし、
こっちが何か言えば怒り出しそうな気さえした(何も根拠はないけれど…)。
でもここでそのまま通り過ぎてはそれこそ何も変わらないと思い、
思い切って「おやすみ」と声をかけたり、笑顔を向けたりしてみる。
すると突然何かに目覚めたかのように表情が明るく変わり、
挨拶をしてくれるおじさんが多い。
そんな時は、声をかけて本当に良かった、と思える。
ほんのちょっとの勇気を出してみる事、それが変化に繋がるのだと思った。
それでも私はまだまだ臆病で、話したくても話せない事の方が多い。

人が生きる為のエネルギー、
活力を得る為にはそれなりの何かが必要となる。
ゼロの状態で明日生きる為の糧を得る為に行動するのは
とてつもない強さを要すると思う。
初めて山谷へ行った時に、
おじさん達が路上を強いられている現実をちゃんと受け止めている事に驚いた。
もっと文句を言っても良いような気さえしていた。
ボランティア側の人間は自分の生活を支えるだけの財力を持ち、
その余力で行っている。
それに対してもっと僻んでも良いような気がした。
けれどそんな気配は全く感じられない。
それよりも自分の置かれた状況を受け止め、
仕事を探し、今日、明日と生きていこうと頑張っている。
そんな強さがどこから湧くのだろうかと思う。
もし自分だったら、すぐにでも諦め、なげやりになってしまう気がする。

帰る家もなく、「おかえり」と迎えてくれる家族もなく、
温かい御飯も気持ち良いベッドも、ゆっくり湯船に浸かる事も、
ゆっくりTVを見る事も、家族と休日を楽しむ事も、
そんな事全てが失われた生活。
会いたくても自分の子供にさえ会えない生活。
自分が死んだ時に悲しんでくれる人もいないかもしれない生活。
一人孤独に死ぬ可能性のある生活。
そんな生活を好きでしている人がいれば、余程の物好きだろうと思う。
好き好んで路上でなど生活しないはずである。

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.21 

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by eri_art | 2009-07-19 23:24 | 山谷のこと
山谷 Vol.9
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.54
2009.06.24

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.9』


■偏見■



あるおじさんは就職活動する為の履歴書を嬉しそうに見せてくれた。
字が大きくハッキリと奇麗に書かれていた事が印象的だった。
威勢よく、
「ちゃんと仕事探してるんだよ。」
と明るく話してくれた。



公園の縁に寝ていたあるおじさんがいた。
まだ底冷えするとても寒い時期だ。
毛布もなく、ジャンパーを一枚被っているだけだった。
話かけても、あまりちゃんとした返事は返ってこなかった。
その時は丁度毛布を車で配っていたので、
一枚の毛布を敷布団代わりにし、一枚をかけてあげた。
敷布団を敷く為におじさんに立ち上がって貰うよう言うと、
力なくよろけ、倒れかかってきた。
小さく痩せ細ったおじさんだ。
体が弱りきっている事がわかる。



あるおじさんが、「いろは商店街」で地べたに大の字のようになって寝ている。
遠くから見ていると、何とか上半身を起こそうとしている様子が見えた。
ちょっと心配になったので、そばに寄り「大丈夫?」と何回か話しかけてみると、
声にならない声で何かを言っている。
何度か聞き返してみた。
その瞬間私の中で言いようもない感情が湧いた。
私の耳には確かに「ありがとう」と聞こえた。
何回か繰り返し言っていた。
私はびっくりして耳を疑った。
一瞬訳がわからなくなった。
臭いもすれば普通に見れば汚いおじさん。
けれどとてつもなく愛しく思えた瞬間だった。
私はとりあえず心配だったので他のボランティアの人に来て貰った。
結局その人は泥酔していたのである。
弱っている体にお酒を入れてしまうようだ。
でも、そこでおじさんの口から出てきた言葉に私はただただ衝撃を受けていた。



あるおじさんは身なりが綺麗で、
つい最近までは、普通にサラリーマンでもしていたのかと思うような雰囲気を持っていた。
何となくビクビクした様子で一人孤独に座っていた。
持っているものは小さめのかばん一つ。
ダンボールもなければ毛布も持っていなかった。
数週間後にまたそのおじさんを見た時、「いろは商店街」にも慣れてきたのか、
ダンボールを敷き、表情も少し柔らかく、他のおじさん達の中いた。
何となく、多少なりとも孤独ではなくなっている様子が嬉しかった。



いつ見てもうずくまったままのおじさんがいる。
声をかけても反応はない。
精神的病を負っているのか、どうしたのだろうか?と思う。
すると隣に寝ているおじさんが
「この人はいつもこうだからほっといていいよ。大丈夫だから。」
との事。
何がこのおじさんをこうさせてしまったのだろう…?

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.21 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
日雇い労働者の街であり、路上生活者が多く集まる地域です。



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by eri_art | 2009-07-19 01:49 | 山谷のこと
山谷 Vol.8
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.53
2009.06.22

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.8』

■山谷へ行き始めたキッカケ -2■

戦争は分かりやすい事実。
黙っていたって情報は手に入る。
だから皆がこぞって「イラク戦争反対!」と旗を掲げる。

こんなにも世界中が一つの出来事の解決に向かって叫びの声を上げた事があった??
歴史を振り返る限り、そうそう無いのではないかと思う。

もしイラク戦争の利点を考えるならば、こうした世情の動きなのではないかと思う。
戦争とは何か、命とは何か、
誰もが多少なりとも考えるキッカケを作ったのではないかと思う。

話を戻すと、私はわざわざ皆が注目している事に対して「+1」になるよりは、
皆が気付きにくい事へ対して「+1」になる方が良いのではないか?と漠然と思った。

そこで、日本国内に目を向けてみた。

「山谷」という地域に路上生活者が多く存在する事、
そこでボランティアをしているグループがある事、それは数年前に耳にした事があり、
行ってみたいと思ったはいいが、
正直その時の私には行動に起こす勇気がなかった。

『ボランティアっておにぎりを配ってどうするの?』

『それって必要あるの?』

『何で山谷にはたくさんの路上生活者がいるの?』

けれど私の頭の片隅に「山谷」は忘れていたようでずっと存在していたのだろう。

「日雇い労働者の町、路上生活者の集まる地域、山谷」
これだ!と思い立ち、山谷についてネットで調べまくった。

予想以上に多くのボランティアグループがあった。
その中でたまたま日程的に空いていた火曜日に炊き出しを行っているという
「ほしのいえ」と言うグループに参加する事を決めた。

そこからは勢いに任せ(そうでないとなかなか行動出来ない性格なので)、
勢いで「ほしのいえ」へ電話をし、勢いで「初めての炊き出し」を体験した訳である。

ネットで調べていたとは言え、疑問しかないような状態での初体験だった。

イラク戦争の情報は飛び交っていた。
でも何を真に受けて信じて良いものやら?
結局、自分の目で見たものしか真実はわからない。
そう思う事が更に山谷へ実際に私の足を運ぶ手助けになってくれていたのも事実だ。

こうして私はたまたま山谷を選び、山谷のドアを叩いた。

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.21 

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東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
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     eriよりメッセージ

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2003年。
そう、イラク戦争のニュースが世界中を駆け巡っていた時期です。

メディアの力は大きいし、
まして、世界の情勢なんて、テレビのニュースや新聞でしか、
知ることが出来ない。
日本国内のニュースだって、メディアがなければ知ることが出来ない。

と同時に、人は、メディアに大きく動かされている。

イラク戦争があったことだって、今のわたしは忘れてしまっていた。
リアルタイムで、あれほど騒いでいたのに、
こうも簡単に忘れてしまうものなのかな、と、その他過去のニュースについて思うし、
簡単に忘れてしまう自分てどうなんだろうか、、なんてことも思う。

過去の歴史は、決して忘れてはいけないこともたくさんあるけれど、
そのとき知った情報を、
どう自分の中に取り入れて、どう自分の中で昇華し、無駄にしないようにするか、
それが大事だな、と思います。

もしかしたら、イラク戦争がなかったら、
わたしはいまだに山谷へ足を踏み入れることはなかったのかもしれませんね。。

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by eri_art | 2009-07-13 10:29 | 山谷のこと
山谷 Vol.7
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    Vol.52
2009.06.21

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.7』


■山谷へ行き始めたキッカケ -1■

私が山谷へ足を運び始めたキッカケを書こうと思う。

初めて山谷での炊き出しに参加したのは今年の3月下旬だった。

その頃最も注目すべき出来事は「イラク戦争」。
どこを見てもメディアではイラク一辺倒。

それ程に世界中で大きな動きを起こした戦争でもあったと思う。

世界各地で頻繁に行われるデモ、矛盾にも思える報道の数々。
アメリカを優勢させるよう仕向けられた情報。

意味の無い理不尽な多くの死。

何が本当なのか、信じて良い情報を選択する事さえままならない。
しかし、知る為にはメディアに頼るしかない。

「これって一体何なのだろう??」といった疑問が私の頭の中をぐるぐるしていた。

丁度同じ時期にイラク戦争とは関係なく、
インドのカルカッタにある マザーハウスへどうしても行きたくなっていた。

そこでは自由に誰でもボランティアをする事が出来る。
本気で行こうと思った。

けれど、「ボランティアをしたい」という考えでは正直なかったと思う。

今のアマちゃんの私には、
現実に存在する貧困をこの目で見る事がどうしても必要だと感じたからであった。

けれど、カルカッタ計画は色々な事情からその時は断念する事になった。

そこで私が気付いたのは、海外にばかり目を向けようとしている自分自身だった。

「今日もどこかで誰かが苦しんでいる。今日も私は幸せに暮らしている。これは一体何??」

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.21 

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by eri_art | 2009-07-10 00:00 | 山谷のこと
山谷 Vol.6 ☆
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.51
2009.06.20

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.6』

★初めて山谷体験記!★


■「頑張れ」の一言■

「玉姫公園」から「いろは商店街」へ歩いて移動している途中の道で、
かれこれもう18年(だったかな?確か・・・)山谷にいる、という一人のおじさん(以下Gさん)に会った。
私がその時一緒に歩いていたのは、「ほしのいえ」を始められた当人であるボランティアの方。
Gさんの事を良く知っているらしい。
「久しぶりじゃない!最近会わなかったから、どうしているのかと思ったわよ。」
そんな普通な会話が起きていた。
『おぉ!普通に会話してるよー!』と、

横でそんな事思っている私。

いや、ほんとに"初めて"というだけでそんな事まで思ってしまう・・・。

Gさんは背が高く、スーツなんて着ちゃったら、ジェントルマーンな風格がある、
とにかく強いオーラ(?)を感じるおじさんだった。
話しながら、Gさんとも一緒に「いろは商店街」へ行く。

そして「いろは商店街」を一緒にゆっくりと歩く。

するとGさんは、
そこに座っていたり寝ているおじさん達に向かって、

低く力強く、
こぶしを握るような、
唸るような声で

「頑張れ!」

と言い始めた。

その声が商店街に響いていた。

その言葉に私は衝撃を受けた。
その言葉は凄く重く心に響いてきた。
何か、「はっ」とさせられるものがその一言にはあった。





みんな必死なんだよな。

そうだよなぁ。

好きでこんな寒いとこにいる訳ないよな・・・。

今日一日を生きる事を頑張っているような、
何だかもっともっと生々しい空気が伝わってきた。
初めてだらけで、おじさんの「ありがとう」の言葉に心がポッと温かくなっていた私はどこかのん気。
そんな私を一気に「現実の厳しさ」へと目を開かせたような瞬間。

不思議な空間だった。

ピンと張った空気だった。

これが、現実なんだ・・・。
想像以上にシビアなんだ・・・。

言葉で云々説明は出来ないし、まだ何も知らないけど、
ここで感じる空気が、おじさん達の空気が、それこそが事実。
世の中は今日も普通に回っていて、
普通に仕事したり学校行ったり遊んだりしてる。
私だって、好きな事してて、ここに来たのだって行きたくて来ただけで。

でも、一方では同じ東京に、
こんなにも近くに、
こうした現実がある事。

そこに今まで無関心だった私。

例えそれが新宿であろうと、ホームレスを見ても特別な感情や疑問が湧かなかった自分。

無関心以前に何も情報なく「山谷」など聞いた事ない人が大多数な事。

ホームレスがマスコミに取り上げられ、
「社長さんが野宿生活の場からスーツを着て出勤!」などの週刊誌の大きな見出し、
路上生活にはまってしまったり、ラクだから好きでホームレスしている人がいる、といった情報。

そんな情報に振り回されてた私。
そして作り上げられる路上生活者への偏見の塊。

でも、

「いろは商店街」での空気
「頑張れ」の一言にある深い意味。
それによってそんな偏見は、
一気に消え去った。

崩れた。

それ程のパワーがあった。

それ程に、
山谷で実際に感じ取れる空気というのは私に対し、
現実を生々しく物語ってくれた。

『やっぱり、実際に自分の目で見ない事には真実はわからん!!』

そう痛感した。

その日、私が目にしたのはほんの一部に過ぎないし、まだ無知もいい所。

でも、
一つ変わった事は
自分の目で肌で、
実際に、

山谷に触れたという事。


それと、
別に特別視している訳じゃないけど、

Gさんは不思議な人だった。

初日のあの体験は
大きかった。

あれ以来、
Gさんには会っていないな・・・

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.02 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
日雇い労働者の街であり、路上生活者が多く集まる地域です。


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     eriよりメッセージ

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Gさん。

今思い出してみても、それは、
まるで映画のワンシーンのような、
それほどに不思議で、神秘的な出来事でした。

どんよりとした空気をまとう商店街に、
一筋の光りが差したような。

背が高くて紳士的な、彫りの深い顔。
月明かりに照らされるその横顔が、
とても素敵だったことも覚えています。

「頑張れ」という一言の重み。

「ありがとう」から感じた重みと同じように、
わたしの心に突き刺さりました。

Gさんは今もお元気なのだろうか。。。

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今日も、ありがとう☆

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by eri_art | 2009-07-05 22:09 | 山谷のこと
山谷 Vol.5 ☆
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.50
2009.06.19

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.5』

★初めて山谷体験記!★

■「いろは商店街」■

この場所は一番私にカルチャーショックのようなものを与えたんだ。
公園で並んでいるおじさん達の光景は初めて見るものではあったけども、
公園という場所だし、さほど違和感はなかった。
普通の空気が流れている中に、ちょっと見慣れない光景、といった具合。

でもここは違った。

商店街の入口に立った時、
(夜なので、お店は全部閉まっている。でも既にお店を閉店してしまっている所も多いようだ)
とにかく、

『異様だ!』

と思った。

『ここどこー、どこか外国に来ちゃった?スラム街?』

そんな風に口には出さないが、相変わらず頭の中では色んな疑問、感情が出て来る。
先を眺めると長ーーい、薄ぐらーい商店街がどーんと構えている感じ。
そして両脇にずらりといるおじさん達。
因みにこの日は雨だったんだ。

だから余計にどんよりな空気を放っていた。

おにぎりのサランラップのゴミ。お味噌汁の紙コップのゴミ。
それを集める。

落ちているものもあれば、おじさんの手から直接受け取るのもあり。
そしておじさんから直接手で受け取る時はやっぱり、
「ありがと」とか「美味しかったよ、ご苦労様」なんて言葉が出てくる事がある。

ここでまたびっくり、でも何だか心はとにかく温かくさせて頂いちゃっていた私。
だから心の中では『こっちがありがとうと言いたいよ!』なんて思ってた。
でももちろん、そーいったおじさんばかりではない。

ずっとうずくまったままの人。
(その人の隣にいたおじさんも、「この人はいつもこーだから心配いらないよ。」とのセリフ。)
無表情な人。酔っ払っている人。
数名のグループになっている人達。
穏やかな人。ふてくされたような人。

ここは身体的、精神的病が一杯はびこっているんじゃ?

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.02 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
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     eriよりメッセージ

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いろは商店街に初めて行ったときの、あの感覚。
何て表せば良いのでしょう。

雨も降っていたのもあって、じとじとしめしめとした空気をまとう中、
薄暗くどんよりとした中、
左右にたくさんいるおじさんたち。

そういえば、あの日は雨だから余計に、商店街にある屋根を求めて
多くの人たちがそこを寝床に選んでいる日でもありました。

そこには、様々な人間模様がありました。

そこにいる人たちの数分の人生を、言葉なく感じる場所でした。

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by eri_art | 2009-06-26 10:43 | 山谷のこと
山谷 vol.4 ☆
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.49
2009.06.18

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.4』

★初めて山谷体験記!★


■玉姫公園■

さて、始まる私の初!「炊き出し」。

場所は玉姫公園。20時が炊き出しの時間。
その時間におじさん達が奇麗な行列を成して待っている。

車で到着し、車の中からその光景を初めて見た時は何だか滑稽にも思えた。

『お!なんだありゃー、でも何だか微笑ましくも笑える・・・。こんな風に思っていいものなのだろうか・・・?』ってね。
だって100人以上のおじさん達が整列しているんだもん。
しかも、きちんと。
と思う反面やっぱりビビっている私。
私はお味噌汁を配ったんだ。(これがヤケドしそうな程アツアツ♪)
そしたらほとんどのおじさんが「ありがとう」って言っていくんだ。


『!?!?!?!?!?』


私の頭の中はそんな状態。
おじさんの口から「ありがとう」のセリフが出てくる事が以外だった訳。
これこそ「偏見」かもしれない・・・
でね、出来る限り渡す時におじさん一人一人の顔を見るようにした。
色んな人がいた。風貌も様々。
ほんとにボロボロの格好の人。何となく路上生活初心者(この言い方よくないかな?)っぽく、小奇麗な人。
年輩の人。若い人。酔っ払っている人(お酒飲んでいる人は前より大分減ったらしいけど)
顔つきだって様々。
穏やかな人。しかめっ面な人。笑顔の人。寂しそうな人。
何もかもが初めての事で、驚きやら嬉しさやら恐さやらもう色んな感情が交錯。
でもね、ここで一番感じたのは、喜び、温かさ。
おじさんに触れた自分の心が勝手に穏やかにさせられている事実に気付いた。
理由なんてわからない。ただそう感じた事が事実。

玉姫公園で配り終えた後、
自転車組みが炊き出しに行っている「いろは商店街」という場所に
ゴミ(配った時の紙コップとか)を集めに玉姫組みが行く。

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.02 

※「山谷」とは
東京の台東区と荒川区にまたがる地域で、
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     eriよりメッセージ

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初めてお味噌汁を配ったとき、
おじさんの口から出てきた「ありがとう」の言葉。

ほんとうに、衝撃を受けました。

その言葉を発するのは、もしかしたら当たり前のこと、とも言えるかもしれません。

でも、その時のわたしには、炊き出しという手段で食にありつく、ということが一体どういう心理状態なのか、
そんなことは全くわかりませんでした。
未知の領域です。自分が味わったことがないのだから。

あんなにも、「ありがとう」が「ありがとう」の意味を持って心に響いてきたことはありませんでした。
「ありがとう」って、こんなにも重みがあって、素敵な言葉なんだ、、そう思えた瞬間でした。

その、「ありがとう」という言葉を発するということは、
おじさんたちは、自分達が置かれている現状をきちんと受け入れている、という証拠。
プライドが許さず、路上生活という自分の状態を認めたくない人だってたくさんいるはず。
でも、そういった人から出てくる「ありがとう」は、本当に温かくて、
感動するものでした。

決して上から目線ではありません。
どれほどに、あの言葉でわたしの心が温かくなったことか。

心の中で、何度も何度も「こちらこそ、ありがとうだよ、、」と呟いていたことか。

まさに、「与えることは与えられること」なのだと思いました。

行動でも言葉でも物でも、与えることは一見損をすることにも思えますが、
自分が思っていたもの以上のものが返ってくることが多いです。
何かを捧げることで、その倍以上のものが与えられることが多いです。

それこそが、心の豊かさ に繋がるものなのかな、なんて思います。


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by eri_art | 2009-06-25 10:55 | 山谷のこと
山谷 vol.3 ☆
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『心開く鍵を渡しに行こう』
    
    Vol.48
2009.06.17

    from:eri
       
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  poem -心開く鍵を渡しにいこう-

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『山谷体験記 vol.3』

★初めて山谷体験記!★


私は毎週火曜日に山谷で"炊き出し"をしている
「ほしのいえ」というボランティア団体に参加している。

■ほしのいえ■

団体というと、規模が大きいように思えるけれど、
その団体は実際集まってくる人数は毎回10数名かな。
行ってみて人数がわかる。来たい人が来たい時に来るから。

初めて行ったのは、3月下旬。まだまだ寒かった。
そんな訳で、山谷のドア叩いてから始めの一歩程度なんだけどね。
炊き出しに参加したい!と思い立ち(その訳はまた次回にでも書こうかな)、
ネットで調べまくり、たくさんある団体から「ほしのいえ」を選び電話をした。
相当勇気使った・・・。携帯とにらめっこ状態よ。
でも、今の勢いを逃したら、絶対に!性格上、ずるずる先延ばしになっちゃうと思った。
あー、あの時電話しといて良かった!と今はつくづく思う。

■初めての炊き出し■

簡単に言えば、おにぎりとお味噌汁を路上生活者に配っている。
おにぎりは約700個弱かな?
自転車組、車組、歩き組みなどに別れ、それぞれ別々の場所に行く。
初めての時なんて、正直、
『おぉ!別世界だよ!おじさん達って恐くないんかい!?
何で路上生活してんの?働きたくないのか、それとも働けないのか?ただの怠け者??
だってマスメディアでは、社長さんが路上生活してるなんて事言ってたし・・・ 、一体どーゆう訳なのさー!!!』
なんて疑問に埋め尽くされ、更にかなりのおっかなびっくりな私だった。

<次回につづく、、、>

from : eri 2003.07.02 

※「山谷」とは
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     eriよりメッセージ

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元々は、、一人では何も出来なかったわたしが、
よく山谷のドアを叩けるまでになったものだなぁなんて、
当時は思ってました 笑

ほしのいえに初めて電話をした日、確か雨がしとしと降っていたことを覚えています。
雨だし、やめてしまおうかなぁ、、と、
迷いに迷い、、
でも、雨を理由にやめようとしているのではないか!?と自問自答を繰り返す。

あの時、電話するのをやめずに勇気を出して本当に良かったなって思います。

ほんの少しの勇気があれば、
自分を、生活を、環境を、
変えていけるのだと思います☆


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by eri_art | 2009-06-24 13:15 | 山谷のこと